Instagram広告の費用はいくら必要？課金形態と費用相場を分かりやすく解説！

「Instagram広告の費用相場は、どのくらいかかるの？」

Instagramは、画像や動画の投稿に特化した、若い女性の層を中心にユーザー数が多いSNS。広告運用でも細かいターゲティングやクリエイティブを活用した配信が魅力の媒体です。

そこで本記事では、Instagram広告の費用相場から費用対効果を上げるコツまで解説します。効果的に運用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. Instagram広告の費用相場は、月額3～10万円が目安。
2. 課金形態は、クリック課金・インプレッション課金、再生数課金、アプリインストール課金の4種類。
3. 広告の種類は、写真広告や動画広告、ストーリーズ広告やカルーセル広告など様々ある。
4. 費用対効果を高めるためには、クリエイティブ改善やターゲティングの最適化が有効的な施策。

Instagram広告の費用はいくらかかる？

はじめに、Instagram広告の費用相場について紹介します。インスタグラマーや広告代理店に宣伝・運用を依頼する場合の費用相場まで解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

Instagram広告の費用目安

Instagram広告の費用は、まずは月額3～10万円を目安として運用しましょう。Instagram広告の最低出稿金額は100円であり、数百円から数千円での運用も可能です。しかし、広告出稿を検討する競合は多いため、なかなか広告枠に表示されません。そこで、1日1,000円以上は予算としてかけられると良いでしょう。

もちろん、大規模に広告を運用して認知度を一気に高めたいという場合は、月額50万円程度が目安となります。

初期から大規模な運用をするのはリスクもあるため、まずは数万〜10万円程度からはじめるようにしましょう。

インスタグラマーに依頼するときの費用目安

Instagramならではのマーケティング手法として、インスタグラマーに広告を依頼することも有効です。インスタグラマーに広告を依頼する場合にかかる費用は、「フォロワー数×フォロワー単価」で決まるのが一般的です。

フォロワー単価は3～4円が相場であり、仮にフォロワー数10万人のインスタグラマーに依頼するなら、およそ30～40万円程度が目安です。

自社商材のターゲット層におけるフォロワーが多いインスタグラマーに依頼できれば、高い広告効果を期待できるでしょう。

広告代理店に運用依頼するときの費用相場

Instagram広告の運用を広告代理店に依頼する場合、手数料と初期費用がかかります。

手数料は、出稿する広告運用費の額に左右されますが、相場は「広告運用費の20％」です。広告代理店によって、一定額以上の運用で手数料が下がったり、定額制が採用されていたりと複数の料金プランが用意されています。

初期費用の相場は「3～5万円程度」ですが、中には初期費用が発生しない代理店も。手数料も初期費用も代理店によって差があるため、事前に料金プランをチェックしておきましょう。

Instagram広告の課金形態と費用相場

Instagram広告には、4つの課金形態があります。ここでは、それぞれの特徴と費用相場についてご紹介します。

課金形態	費用相場
クリック課金（CPC）	50～100円/1クリック
インプレッション課金（CPM）	500～1,000円/1,000回表示
再生数課金（CPV）	5～7円/1再生
アプリインストール課金（CPI）	100～150円/1インストール

クリック課金

クリック課金は、広告が1回クリックされるたびに費用が発生する課金形態です。広告がクリックされない限りは費用が発生しないため、クリックする程度に関心があるユーザーにだけコストをかけられるというメリットがあります。

クリック課金の費用相場は、1クリックあたり50～100円です。

インプレッション課金

インプレッション課金は、広告がユーザーに表示されるごとに費用が発生する課金形態です。ユーザーの認知度を上げたい時に有効です。

インプレッション課金の費用相場は、1,000回表示ごとに500～1,000円となっています。

再生数課金

再生数課金は、動画広告の再生に費用が発生する課金形態です。Instagramは動画を有効に使えるSNSなので、クオリティの高い動画広告であれば高い成果が期待できます。

再生数課金の費用相場は、1再生ごとに5～7円となっています。

アプリインストール課金

アプリインストール課金は、広告経由でアプリがインストールされるたびに費用が発生する課金形態です。費用相場は他の課金形態よりも高めで、1インストールあたり100～150円となっています。

Instagram広告6種類

Instagram広告は、主に6種類あります。それぞれの特徴について見ていきましょう。

Instagram広告の3つの成功事例

リール広告の活用（Tropicana）

老舗ジュースブランドのTropicanaは、リールの縦型の短尺動画広告を使用した結果、リーチを拡大させ、店舗の売上が上昇するという成功を収めました。

Instagram発見タブにリール広告を配置し、ブランドリフト調査のA/Bテストで効果検証を測ったところ、費用対効果が2.4倍、広告想起の上昇幅が4.1ポイント上昇しました。

インフルエンサー広告の活用（ESTÉE LAUDER TURKEY）

高級なスキンケア商品や化粧品、アイコニックなフレグランスを製造するメーカーである、 ESTÉE LAUDER TURKEY は、Instagramでブランドコンテンツを使用することで、ブランドの認知度と売り上げの向上に成功しました。

各市場の有名人を起用したブランドコンテンツの効果は、広告想起リフトが5.7ポイント、ブランド認知度リフトが5.6ポイント上昇しました。

ストーリーズカルーセル広告の活用（株式会社ツヴァイ）

株式会社ツヴァイは、結婚相手紹介サービスを提供する業界大手の結婚相談所で、ストーリーズのカルーセル広告を使用し、広告のストーリー性を高めることで、より効率的に資料請求サイトへのトラフィックを増やすことに成功しました。

その結果、クリック率が63%向上し、41%のクリック単価を抑制することができました。

Instagram広告の費用対効果を高める5つのコツ

広告運用の費用を抑えながら高い成果を得たいところでしょう。では、Instagram広告の費用対効果を高めるにはどのような運用が必要なのでしょうか。

ここでは、以下の5つのコツについて解説します。

• クリエイティブを改善する
• ハッシュタグを有効活用する
• キャンペーン予算を最適化する
• クリック率の改善を図る
• ターゲティングを最適化する

クリエイティブを改善する

Instagramは、写真や動画に特化しているSNSです。効果的な広告運用のためには、高品質なクリエイティブが求められます。

A/Bテストなどを実施してクリエイティブの効果を検証し、より成果が見込めるように改善を繰り返していくのが、Instagram広告で成果を出すために重要なポイントの1つです。

ターゲット属性を分析し、ユーザーの心理をイメージしたLPやバナーを作成しましょう。

ハッシュタグを有効活用する

ハッシュタグの活用も、広告の効果を上げるために有効な手段の1つです。

Instagramのユーザーは、普段の投稿や検索などの際にハッシュタグ（#）を活用します。そのため、広告でもハッシュタグを有効に活用すれば、ユーザーにリーチしやすくなります。トレンドのハッシュタグを把握して広告と連携させることができれば、より高い成果を期待できるでしょう。

キャンペーン予算を最適化する

Instagram広告には、「キャンペーン予算の最適化」という機能があります。

キャンペーンとして複数の広告セットを運用できますが、最適化によりパフォーマンスに優れた広告を優先的に費用をかけるように自動調整してくれます。

成果の出ている広告にさらに予算を投入できるため、より効果的な運用が期待できるでしょう。

クリック率の改善を図る

Instagramに限らず、Web広告においてクリック率は重要な指標です。

多くのユーザーにリーチできていても、実際に広告をクリックしてもらえないとコンバージョンにはつながりません。広告配信後は、A/Bテストなどを繰り返し実施し、クリック率の改善を図りましょう。

ターゲティングを最適化する

ターゲティングの最適化も、Instagram広告の運用に必要な施策の1つです。

Instagram広告は、細かいターゲティング設定ができる広告です。ユーザーの年齢や行動データ、興味関心、位置情報といったさまざまな情報を元にしてターゲティングができます。

自社の商材にマッチしたユーザーに広告を届けられるように、ターゲットの属性を分析し、設定する必要があります。

とはいえ、最適なターゲティング設定は、緻密な分析が求められるため、決して簡単ではありません。効果的な運用を実施したい場合は、広告代理店への依頼も検討してみてください。

Instagram広告運用で費用対効果を高めるならサイバーホルン株式会社

Instagram広告には、効果的なクリエイティブ制作や予算設定、ターゲティング設定など、専門的なスキルが求められます。代理店への依頼を検討している場合は、弊社サイバーホルン株式会社にお任せください。

弊社では、代行にかかる費用を抑えてInstagram広告を運用可能です。初期費用が発生しないだけでなく、最低出稿金額も設定していないため、ひかえめな予算からの運用にも対応しています。

Instagram広告に必須のクリエイティブの制作もできるので、制作から出稿、分析、レポートの発行までワンストップで対応します。費用対効果の高いInstagram広告の運用は、ぜひ弊社にご相談ください。

まとめ

Instagram広告で成果を得るには、最低でも月3万円程度の費用をかける必要があります。大規模なプロジェクトの場合は数十万円を超えることもありますが、運用に慣れないうちは10万円あたりまでを目安に考えると良いでしょう。

Instagram広告で費用対効果を高めるには、クリエイティブやターゲティング、クリック率の改善など、日々の検証・分析と改善が欠かせません。自社でそうした施策を行うのは難易度が高く、手間もかかるため、運用の際は広告代理店への依頼を検討してみましょう。

弊社のように、費用を抑えながらクリエイティブの制作まで可能な広告代理店であれば、Instagram広告の費用対効果をさらに高められます。Instagram広告の運用は、ぜひ弊社にご相談ください。